カーギルが帝人社から NatureWorks社 の全持分を取得

2009年7月1日

カーギルと帝人株式会社は本日、世界的な不況を背景に帝人社が製品ポートフォリオを再編成するのに伴い、カーギルが NatureWorks, LLC の帝人社全持分を引き継ぐことを発表しました。これにより、両社 50:50 の合弁会社として運営されていた NatureWorks社 は、カーギル100% 出資の会社となります。

NatureWorks社 は、カーギルと帝人社の合弁会社として 2007 年 10 月に立ち上げられ、帝人社にとって初めての一般市場向けバイオポリマー ビジネスとして運営されてきました。帝人社とカーギルの合弁契約は友好的に解消され、今後も両社は親密な関係を維持して参ります。

この持分の移転により、NatureWorks社 の業務運営に影響はありません。CEO の Marc Verbruggen は同社の見通しについて引き続き堅調な拡大傾向を維持していくものと考えております。NatureWorks社 は同分野で唯一の大規模な生産設備を有し、従来の石油由来のプラスチックに代わる素材を提供しています。

「弊社の現状には満足しています。昨今の不況により需要は低迷しておりますが、他の一般素材と比べると、弊社のビジネスは依然として伸びております。1 月以降、売り上げは著しく回復しています。これは、石油価格が低下しても、Ingeo 製品の特色や環境への優しさがお客様に評価されていることを明確に表しています」と Verbruggen はコメントしております。

カーギルは合弁契約を解消しNatureWorks社をカーギル 100% 出資の会社とすることで、広範な市場に対して柔軟に販路を拡大することができると考えております。

カーギルのシニア バイス プレジデント Paul Conway は以下の通りコメントしています。「グリーン市場はこれまで以上に、投資や拡大のチャンスに満ちています。グリーン市場製品のパイオニアとして、NatureWorks は多彩な製品を開発し、顧客基盤を固めてきました。他社がテスト設備を立ち上げる中、NatureWorks には既に、この市場での 6 年の経験があります。最初の施設では Ingeo™ の生産能力が徐々に向上し、2 つ目の工場建設も検討しています。他社がスタート地点に立っているとすれば、当社は 1 周分先行していることになります。」

Ingeo のファイバーおよびプラスチックは、米国、ヨーロッパ、およびアジアの 100 を超える主要ブランド企業および小売業者で使用されています。開発したプラスチック新素材は、軟性/硬性の生鮮食品パッケージ、耐久消費財、飲料用パッケージなどさまざまな用途に使用されています。また、ファイバーは、アパレル、家庭用繊維製品、介護製品、および衛生用品などに使用されています。

NatureWorks LLC について
地球の未来のために環境に配慮しながら、今日の世界的なニーズに応えるため、NatureWorks LLC は一般向けに低二酸化炭素ポリマー製品ファミリを提供する初めての会社です。このポリマー製品は 100%毎年再生可能な原料から作られており、コストおよびパフォーマンスについても、石油由来のプラスチックやファイバーに引けを取りません。これらのバイオポリマーの製造では、従来のポリマー素材と比べて化石燃料の使用量が削減され、地球温暖化ガスの排出量も減少します。NatureWorks は独自の技術を活用し、天然植物の等質から Ingeo™ バイオポリマーを生産しています。このバイオポリマーは用途に応じて加工され、最終製品として Ingeo™ のブランド名で販売されています。詳細については、www.natureworksllc.com にアクセスしてください。

カーギルについて
カーギルは、食品、農業、およびリスク管理に関し、各種の製品やサービスを国際的に提供しています。67 か国で 16 万人の従業員が働くカーギルは、自社の知識と経験を最大限に生かし、お客様と協力してビジネスの成功を支援しています。詳細については、www.cargill.com にアクセスしてください。

###

IngeoおよびIngeoロゴは、米国およびその他の国におけるNatureWorks LLCの商標または登録商標です。

プレスリリースに関するお問い合わせ

お問い合わせはこちらをご覧ください。