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ネイチャーワークス社のIngeo(インジオ)バイオポリマーの 改訂版ライフサイクルアセスメントデータが厳しい第三者審査に合格

新しく発表されたインジオのLCAにより温室効果ガス排出量およびエネルギー使用量が一般的なすべての汎用プラスチックよりも低いことが明らかに。この新しいデータに基づいたポリマーごとのカーボンフットプリント比較のための計算ツールをネイチャーワークス社のウェブサイトで提供。

2015年7月22日、ミネソタ州ミネトンカ発 — 再生可能資源由来のネイチャーワークス社のインジオポリマーの製造は、他の石油化学ベースのあらゆる汎用プラスチックの製造と比較して温室効果ガス(GHG)の排出量が少ない、ということがIndustrial Biotechnology誌の2015年6月号に査読済みの記事として掲載されました。

この記事、"Life Cycle Inventory and Impact Assessment Data for 2014 Ingeo™ Polylactide Production," は独立した専門家のパネルにより査読され、Industrial Biotechnology 誌への発表が承認されたものです。

「このレポートではインジオの製造工程の各ステップ、および最終データがどのように計算されたかを詳細に説明しています。」執筆者であるネイチャーワークス社のEnvironmental Affairs担当マネージャー、Erwin T.H. Vink(アーヴィン・フィンク)およびPublic Affairs担当ディレクター、Steve Davies(スティーブ・デイビス)はこのように話しています。この記事にはインジオ製造システムのエネルギーおよびGHG入力量ならびに出力量、改訂された2014年度インジオエコプロファイル、包括的な各種環境インジケータの算出および評価結果が記載されています。また、記事では土地の利用、土地の利用の変化、水の利用等のトピックにも説明しています。

ブランドオーナーや研究者がこのライフサイクルアセスメントデータを直接利用できるよう、ネイチャーワークス社は各種プラスチックで作られた製品の実質GHG排出量および再生不可能エネルギーの使用量を比較する強力なツール、環境ベネフィット算出ツールを作成し、提供しています。このオンライン算出ツールでは製造業者やブランドオーナーが直感的なインターフェイスを使って製品の詳細データを入力することにより、使用される材料の環境への影響について即座にフィードバックを得ることができます。(1)

改訂されたエコプロファイル(ゆりかごからポリマーまでのライフサイクルインベントリデータ)は、Thinkstep(PE インターナショナル)のGaBi LCAソフトウェアおよびデータベースの最新バージョンに基づくもので、ISO 14040および14044規格に準拠し、インジオポリマーの製造はポリスチレン(PS)、 ポリエチレンテレフタレート(PET)、ABS等の汎用プラスチックと比較して温室効果ガス排出量と非再生可能エネルギー消費量が小さいという事実をさらに裏付けるものです。

ポリマーのエコプロファイルには、ゆりかごから完成したポリマーペレットまでの、消費された総エネルギー量および原材料使用量、大気、水、土壌への排出等の情報が含まれています。ライフサイクルインベントリ(LCI)は、そのポリマーから作られるコンシューマー向け製品に対する完全なライフサイクルアセスメント(LCA)実施に必須の情報です。ネイチャーワークス社はブランドオーナー、メーカー、大学およびその他の研究グループと緊密に連携し、ライフサイクルアセスメントを使用して様々な材料タイプが製品に与える影響を比較しています。

「これまでの最新であった2010年版エコプロファイルは、その当時の手法、モデリングソフトウェア、およびコアデータベースを使って計算されたものです。」Erwin Vinkはこのように語っています。「化石ベースのポリマーに対するエコプロファイル計算方法として1990年代初めからPlastics Europe等の業界団体も同じアプローチを使用していました。しかしながら、過去4年間でLCAツールやデータベースは進化しており、当社はこれらの新しい技術に基づいてエコプロファイルを再計算すべき時期に来たと判断したのです。」

Industrial Biotechnologyでの査読はインジオの最新エコプロファイルに対する第二段階のレビューとなります。この記事が執筆される前、世界的大手LCAコンサルタント企業の1つであるThinkstepがレビューを行い、ネイチャーワークス社のインジオに関する計算値およびデータは技術的に妥当であり ISO 14040および14044 規格に合致すると結論づけています。

ゆりかごからゲートまでの温室効果ガス排出量

次のグラフはインジオの製造時の温室効果ガス排出量を米国およびヨーロッパで製造されている異なるポリマーのものと、最新の業界評価値を用いて比較したものです。(インジオの場合には生物起源の炭素取り込みを含む)ここでの数値は化石原料あるいは再生可能原料の製造から始まり最終ポリマー化段階までの、ポリマーのライフサイクルのうち最初の部分の合計量を表したものです。

温室効果ガス排出量(生物起源の炭素取り込みを含む)
Ingeo Eco Profile Graph

詳しい情報はネイチャーワークス社の エコプロファイル. Webページをご覧ください。詳細なエコプロファイルデータにアクセスを希望されるLCA実施担当者の方向けに、近い将来エクセルおよびGaBi等のフォーマットでダウンロードできるようにする計画です。

ネイチャーワークス社ならびにインジオについてのより詳しい情報は、www.natureworksllc.com. をご覧ください。最新情報については、ネイチャーワークス社のツイッターアカウント(@natureworks)でもご紹介しています。

1このツールは2種類のポリマーを比較したわかりやすい定性的な考察を提供します。これらのポリマーから製造された最終製品の明確な定量的比較を行うにはLCA(Life Cycle Assessment)ツールを適用する必要があります。

ネイチャーワークス社について

地球環境に妥協することなく、世界が求める今日的・将来的ニーズに応えていくネイチャーワークスLLCは、自然に進化した再生可能な資源を使用し、石油由来の中間体、プラスチック、繊維に匹敵するパフォーマンスと経済性を持つ、インジオ ポートフォリオに関するバイオポリマーサプライヤーそしてイノベーターの世界的大手です。また数多くのブランドに新しい「ゆりかごからゆりかご」までの製品設計として、製品使用後の様々な廃棄オプションを提供します。ネイチャーワークスは、タイ最大の化学メーカーであるPTTグローバルケミカルと、食品、農業、金融そして各種の工業製品やサービスを国際的に提供しているカーギルによる合弁企業です。ネイチャーワークスとインジオに関する一般的な情報は、www.natureworksllc.comをご覧ください。

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IngeoおよびIngeoロゴは米国およびその他の国におけるNatureWorks LLCの商標または登録商標です。

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